オーストラリア特許庁料金改定のお知らせ

オーストラリア特許庁の料金が2020年10月1日納付分より改定されるようです。

特に、出願費用もクレーム数20以上ある場合は、増額が大きくなります。同国に出願/国内移行することが確定しているのであれば、9月末までに行った方がよいかと思われます。また、維持年金の増加額は、11年度目までは1件あたり数千円ですがそれ以降は1万円以上の増額となります。納付年分が12年度以降の特許権者及び維持件数の多い特許権者は前倒しで納付された方がよいかもしれません。

なお、特許自発予備調査及び見解書(PSO:Patent voluntary Preliminary Search & Opinion ※3)の費用は、2,200AUDから950AUDに減額されます。

Patent voluntary Preliminary Search & Opinion (PSO) $2,200 $950

 

詳細は下記ウェブサイトを参照ください。

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※1 オーストラリア特許庁 ウェブサイトより ”Fee Review – Upcoming fee changes”
https://www.ipaustralia.gov.au/about-us/news-and-community/news/fee-review-upcoming-fee-changes
※2 料金改定新旧一覧表
https://www.ipaustralia.gov.au/about-us/public-consultations/fee-review-2019-2020/Fee-Changes-2020

※3 PSOとは、PCT国際段階や対応外国出願の審査で先行技術文献調査が行われていない場合(=オーストラリア特許庁が初めて調査することになる場合)に納付が必要となる料金です。